どれぐらい、たつんだろうか…。



私はこの時間が果てしない物に感じていた。






―――ガラガラ―――



「コラ!!おまえらなにやってんだよ!!」



いつもは、聞き慣れた音でも、今の私には救いの音。

俯せになったまま私は、動けない。




しかし、その声は紛れも無い




   平田だった