「私はさ…」
待ってくれ
言いたいことが俺にだってあるんだ
キミより山ほどあるんだ
キミがいない生活は寂しい事とか
「あなたとちゃんとお別れ出来なかったから」
キミの好きそうなゲームを買ったこととか
「だからその情けでここに来れたってのもあるの」
そうだ俺は
キミがいちごみるくキャンディーが好きだって言ってたから
毎日毎日
毎日毎日毎日毎日毎日
俺はキミにお供えしてるんだ
でもキミが食べてくれないから
毎日毎日俺が食べる羽目になって
お陰で虫歯だって出来たんだぞ!
なんだよ
笑うなよ…
なぁ
…最初から分かってた
キミがなんか透けてることも
きっとまた居なくなることだって
なんとなくは分かってたんだ
でも
ずっと色々そらしてきた現実は
受け止めるのには辛すぎる
今だって
キミの事件を俺は受け止めるのにまだ掛かってる
こんな俺
本当、見せたくなかったな

