俺は、寮までは気を張りながら帰った。





何故なら、露木たちとは隣通しだから
夜中の2時だから 寝てるとは思うけど....念には念を、ということだ。






―――....ガチャ。。




無事に 俺の部屋に帰還。




翠春は もう就寝してると思ったけど
リビングの明かりが付いてるから


まだ起きてるらしい。




「ただいま。」





「んー、おかえり。」





ソファーで 雑誌を読んで寛いでいた
その雑誌の表紙には....俺が掲載されてた。




「メープル....読んでるんだ。」






「まぁーね、しかし お前かっこいいな。」






何か 腑に落ちないし 忙しないな....。





「どーも。」





「なぁ、久々に飲もうぜ!」





翠春の両手には 酒を持っていた。





「いいよ。」





まぁ、たまには友人と飲み明かすのも
悪くないと思い、付き合うことにした。