授業が終わったので
海成との待ち合わせ場所に向かった。




「あ、澪凜 お疲れ様です。」




商店街の裏に 車を停めている
ほかの人にバレないように





「さて、仕事場に行くか。」





海成の車に乗り込み
表の仕事である モデルをしていて



その仕事現場に 今向かっている。





今日は 佐賀見桜ヶ丘で撮影で
化粧品の宣伝のものらしい。




俺は 男だけど よく化粧品の宣伝の仕事が
よく入る。






「澪凜、現場に着きましたよ。」




「ありがと。」




現場に向かうまで、女装を解き
指定されていた服に着替え 準備は万端なので 車を降りて 現場に向かった。






「やぁー 神熾くん!」




今回 化粧品メーカーの社長さんで
プロデュースをしている 永蔵(ナガクラ)さん。






「ご無沙汰してます。」





最近は 別の人から頼まれることが多く
久々に 永蔵さんのオファーなのだ。