入学式が終わってから
寮の片付けやいろんな準備のため
ここ1週間が経ち、ようやく授業が開始する。


俺も翠春も、グラスはSクラスになった。

露木や瀧崎たちも 同じだ。

やはり、あれから目をつけられているらしい。



だけど、、、そんなのなりふり構ってる暇なんてない。他にも 注意しなければならない人物もたくさんいるし。




―――――ガラッ!!




「おはー♪」





朝から騒がしいなと思いながら
声の主は 直ぐわかった。





「…………。」



「凜響…機嫌悪いな。」




さっきの 騒がしい奴が
こっちに、駆け寄り話しかけてきた。



「理由は、わかっているでしょ??」



「……おい、お前 ジロジロ見んなよ!
凜響が不快がってるだろ。」




「お前に、関係ないだろう。」



やばいなぁ…、喧嘩モードになり掛けている。。



「俺らは、お前らの招待を掴むまで諦めねぇ!」




だそうだ...いい迷惑だわ。。





「...でも、調べても出て来ないんです。」




成程、露木の命令で真田が
俺らの事をハッキングしてるらしい...



無駄だな、俺らの情報を渡せるほど
俺も柔じゃないし、安くないし、




それに...情報屋の奴らも

特に 俺の性格を知っているため
敵に回す事も あまり無い。。





「ねぇ...教えてよぉー!」





却下。





――――ガラッ...