1番と書かれている個室に入ると
魔力測定機があり 先生が待っていた。




「それでは、緋熾さん ここに魔力を流して。」




これで、属性とか身体機能などわかるらしい...





「先生、この測定機は最大数は?」





「15万です。」






「今までの最高記録は?」






「最高は、11万です。」





おぉ、意外とやるな露木達...


それ以下にするか、こいつらより上に行くか...。。





〈翠春、聴こえるか?〉





〈あぁ、聴こえるぞ...俺は 13万くらいにしようと思う。一応、皇という名を背負ってるしなー!〉





こいつ、おちゃらけてそうなのに
割と真面目なのだ。





翠春が 本気を出すなら
俺も出さなくてどうする......





覚悟を決めた、俺は ある呪文を唱えるため
目を閉じた。



《守護女神...アテナよ、俺に力を...》




いくつかの神魔霊たちが
協力してくれているのだ、俺の夢の為に。





*Intelligence&Strategy of Goddess*



知恵・戦略の神...アテナの力を借りるため
この呪文を唱えると





《澪凜、相変わらず元気そうね!》



アテナが 頭の回転が早く
この状況を把握してテレパシーで会話してくれたのだ。



《あぁ、いきなりで悪いが...アテナの力を借りたい。》



《あなたのためなら、もちろんよ!》



アテナの美しい笑顔には、信頼性を感じた。




《この機械に、強力な結界を張って欲しい。》



《了解、任せなさい♪》





アテナは 静かに目を閉じた。