―――――10分後...。。





そろそろ、始まるのだが未だに....






「あー、新入生の皆さん 入学おめでとう。」






急に声がし始めたと思ったら
そちらに顔を向けると、、、






「冬樹じゃん。」






そう、縁談には 冬樹がいた。




彼が 〈また会おう。〉と言ってたのは
これかと理解した 俺達は お互いは苦笑いだ。







「そして、ここからがもう勝負が始まるのだが
先ずは、魔力・身体測定だ。



この最初の特別授業で、クラスが変わる。」







周りの空気は 緊張感の張り詰めた空気が漂う。





まぁ、俺と翠春は 焦ることないので
涼しい顔をしている...と言いたいとこだが




何故か 翠春は青い顔をしてる。






......お前が、そんな顔じゃあ

他の人たちは 御愁傷様だな。





そんなことを思うほど、翠春は優れている。





「それでは、名前を呼ぶから順に個室に入れ。




じゃあ 先ずは荒木から。」







「はい。」




この人の返事により、一層 ここの温度が下がった。