彼が私を好きになる可能性




「社長……だったんですね。」





「ごめんね、言ってなくて。」






「いや大丈夫です。おかげて謎が解けました!なんであんなに広い家なのか…とか、車が高級車とか…!」






「ハハ、そこに疑問を持ってたのか。」






そう言って笑う蓮さんを見て、



やっぱりかっこいいなぁ~なんて思ってしまった。






「それでね、本題なんだけど…」






蓮さんが話を変えた。





そしてポケットから何か取り出し、





「これ、坂下さんのでしょ?」







「あ!私の学生証!!」






蓮さんが手に持っていたのは私の大学の学生証で…。