彼が私を好きになる可能性


「家に帰る前に俺の家、寄ってく~?」




そう言って変態野郎は、私の腕から血が出ているのには気づかないふりをして




そのまま腕を引っ張り、家とは真逆の方向へ向かった。





このままコイツに………






想像するだけで寒気がする。





私は抵抗できずに、変態野郎について行くと…







「ちょっと、キミ。」




誰かが変態野郎に声をかけた。





「あ?なんだよ、てめー。」





辺りは暗くて顔が見えなかったけど、





私は正体がわかってしまった。





____蓮さん……だ。