___次の日の朝
「おーい、起きろ~。」
ん……
誰よ、うるっさいなあ。
「起きねーとキスするぞ。」
ガバッ!
私は反射的に布団から出た。
「はは、どんどけキスされたくないんだよ。」
そう言って笑う蓮さん…
昨日の夜の事がどんどん思い出されてく。
「あの……昨夜をほんとにすみませんでした。今すぐ帰りますので。」
私はそう言って荷物の整理をすると、
「朝ごはんくらい食べて行けよ。せっかく作ったんだから。」
そう言って彼が指を差す先には、
美味しそうな朝食が並んでいる。
「うわー、いいんですか!?じゃあ…お言葉に甘えて。」
実を言うとお腹減ってたんだよねぇ…
私は彼と一緒に朝食を食べた。