「う……寒い。」




わたし、坂下 友里恵 ………





現在、大ピンチです!!!!






オシャレをしようとして慣れないヒールを履いたせいか、靴擦れがやばい。






ボキッ





「いたっ…!!」






ついには…… ヒールが折れてしまった。






「っもう!自分のバカバカバカバカ…。」





足が痛くて歩くことも出来ない私は、近くの公園のブランコに腰をおろした。





「うぅ~寒い…。タクシー呼ぼうかな」







財布を開くと、





「げっ!!150円……しかない。」





ついてない日はとことんついてないな…。