大丈夫。ただ…出かけてるだけ。 きっと今出られないだけ… また後できっと…かかってくる。 爽太なら…きっと… あれから何時間たったのだろうか。 窓から差し込むのはオレンジ色の光に変わっていて。 今までに感じたことのないほど 時間の進みは長く感じて。 するといつまでも話せない携帯が私に振動を伝えた。