月「実、お熱測ろっか」

実「んぅ…やだ」

水「ちょっとごめんね~」

実「Σやだ…ゲホッゲホッ…んぅ」

いきなり体温計が入ってきて、びっくりした
でも、抵抗する体力は残ってなくて
大人しくしてるしかなかった

ピピピッピピピッ

水「鳴ったね…38.8です」

月「あらあら 上がったねー」

月「ちょっとごめんよ」

すると、聴診器が服の隙間から
スルスルっと入ってきた

実「んっ!やだ…ゲホッゲホッ」

水「スーハーしてごらん?」

水菜さんに合わせてゆっくり呼吸をした

月「はいおしまい。次、アーンして?」

頑張らないとって思うんだけど
体が拒否してしまう

月「大丈夫 ちょっとだけアーン」

実「んっ………ぁぁ」

ゆっくり小さな口を開けた

月「よし頑張ったね また来るから」

そう言って部屋を出ていった