陸「もう少しなんだけどな」

陸兄は苦笑い

実「やだぁ…」

陸「あと少し、3数える間に終わるから」

うーん

実「本当?」

陸「うん、頑張ってみようか」

コクッと頷きイスが倒された

陸「アーンして」

実「あぁ…」

またまた嫌な音が聞こえてきた

陸「いくよ3数えるからね」

ギュッと体に力がはいった

陸「いーーち」

えぇ!
遅い…

でも、それ以上に痛い

早くー

陸「にーーい 頑張れてるよー」

実「んん、やー」

痛くて陸兄の声はあまり入ってこない

陸「さーーーーーん おしまい」

はぁ、終わった
なんか最後だけ長かった

実「3じゃない!」

陸「ごめんって、後は被せて終わり」

実「もう削らない?」

陸「えっ、最後に少しだけ削るよ」

えー、もうやだ…

陸「大丈夫だから早く終わらせよ」

ぐずぐず言いながら
頑張った



陸「終わり よく頑張りました」

最後は陸兄になでなでしてもらった

実「ありがとうございました…」

陸「これからは、定期検診するからね」

えー
サボろっかな

桃「サボっちゃ駄目だからね」

あっ!バレた…

実「はーぃ」

陸「じゃぁ行っていいよ」

やっと解放された

もう治療されないようにしよっと