杏は思ってたよりも
早く電話に出てくれた

実「もしもし、杏?夜遅くにごめんね」

杏「大丈夫だよ?どうしたの?」

私は杏に、桃姉が熱を出したことと
真兄に診てほしいことを伝えた

杏「分かった!言ってみるね」

実「ありがと!!また後でね」

そう言って受話器を置いた





しばらくして家のチャイムが鳴り
出てみると……

真「桃花ちゃん大丈夫?」


片手に大きなバッグを持った真兄だった

たぶん診察道具とかが入っているんだ

実「真兄、こっちきて!!」

真兄の手を引き桃姉の部屋に
連れていった