「おはようへっぽこマネージャーさん」 「わあっ!……東雲くん。おはようございます」 手帳にスケジュールを書き込んで、念のためスマートフォンにもメモを打ち込んで集中していたので近くに東雲くんが来ていたことに気付かずひどく驚いてしまった。 「ちょっと失礼じゃない?何その幽霊でも見たような反応」 「す、すみません……」 ムッと唇を尖らせた東雲くんに慌てて頭を下げるとまあいいけど、と声が降ってきて私は安堵のため息をついて顔を上げた。