声が聞こえてきて目を、恐る恐る開けてみたら、私は病院の中にいた。



目の前には、私を心配そうに見つめている若い男の人がいた。私は、その人をどこかで見たことがある・・・直感でそう感じた。



「あ・・・・の、すいません・・・・あなたは誰なんですか?どこかでお会いしましたよね?それにここは、何処なんですか?」



私の問いが、聞こえなかったのか、その人はただ一点を見つめていた。・・・私のお腹らへんを・・・・・。



私は、そこで自分がしばられていることに気がついた。