君が好きだ

「松星 美結さん診察室 3番へお入りください」

アナウンスがなったので美結を支えながら診察室に行く。


「美結、熱高いですね。」

「あぁ…俺が帰ってきたら、洗面所で寝てた。(^^;」
「じゃあ美結 前開けていい?」

「…ヤッ! 」

「ありゃ…大丈夫少しだから お願い!ね?」

「すこ…しだよ?」

美結の目には涙が溜まっていた。今にもこぼれ落ちそうだ。

「み〜ゆ?まだ何もしてないでしょ?www」


「うーん…熱が高いから点滴しちゃって大丈夫ですか?蒼先生」

「あぁいいよ?じゃあ鏡夜よろしくな〜 俺ちょっと呼び出されちゃってさ。」


「あ、分かりました!」


「じゃあ、美結あっち向いて?」


「ヤッ!点滴しない!グスッ グスッゴホッ ゴホッ」


「お願い!すぐだからね〜」

プスッ

「やめて…痛い…痛いよ…」