すると、
「愛華…おせーよ!って、秋佳!?」
雄星くんが階段から降りてきた。
そして、
「雄星~、会いたかった!」
そう言って秋佳さんは雄星くんに抱きつく。
ズキッ
私は2人のそんな姿が見ていられなくなり、
「私は他に仕事がありますので…これで。」
その場から逃げ出した。
なんでこんなにもツライの……
その理由がわかったかもしれない。
わたし………
雄星くんのこと、好きなんだ。
でも、絶対に両思いになれないことはわかっている。
そう思うと涙が止まらなくなり、
私は自分の部屋で静かに泣いた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…