ハアハア……




「着いた…」





ここまで来る途中、上り坂が多くて私の体は汗びっしょりだ。





無事に弁当をその自宅に届け、家に帰ろうとした。





っとその前に、






「確か…ここの近くに海があったような。」





私は自転車を漕ぎ続け海を探した。





「あった!」




さっきまでは凄く暑かったのに、海の近くにいると涼しく感じる。




今は夕方で、しかも平日なので人は誰もいない




私は人が来ない事を確認し、

サンダルを脱いだ。