瞳がこちらを向いた。
少し茶色かかった、ふわふわした髪、
鼻の高い、優しそうな瞳、
静かに口を開いた。
「新入生かな? 僕の名前は…」
春の匂いがする優しい風が吹いて、
思わず目を閉じた
「早苗紫尹です。」
口のなかで男の人の名前をころがしてみると
記憶にないが、はじめてでないみたいに
口はなれていた。
同じ名前の人いたっけな。
私も男の人のように口を開け、
「はい、1年の藤谷柚奈です」
「ユズナ、可愛い名前だね」
ドキドキ 胸が高鳴る
ってなに、初めて会う人にどきどき
しているのよ、
気持ちをおしころす
###############################
「吹奏楽部に入っているんですか?」
すこし間があってから彼は答え、
「帰宅部だよ、親が昔使ってたみたいで、
小学生ぐらいの時から、こうして、気分転換に
吹いているよ。」
気分転換、私とは吹いてる理由が
違う。
君は?訪ねる彼、答える私
「中学校の時は吹奏楽部に入っていました
フルートを吹いています。高校も続けるつもりです。フルート、好きなので。」
紫尹さんとお話をしてたら、心のなかが
暖かくなる。
こんなに人と話したのは久し振り
暖かい。
少し茶色かかった、ふわふわした髪、
鼻の高い、優しそうな瞳、
静かに口を開いた。
「新入生かな? 僕の名前は…」
春の匂いがする優しい風が吹いて、
思わず目を閉じた
「早苗紫尹です。」
口のなかで男の人の名前をころがしてみると
記憶にないが、はじめてでないみたいに
口はなれていた。
同じ名前の人いたっけな。
私も男の人のように口を開け、
「はい、1年の藤谷柚奈です」
「ユズナ、可愛い名前だね」
ドキドキ 胸が高鳴る
ってなに、初めて会う人にどきどき
しているのよ、
気持ちをおしころす
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「吹奏楽部に入っているんですか?」
すこし間があってから彼は答え、
「帰宅部だよ、親が昔使ってたみたいで、
小学生ぐらいの時から、こうして、気分転換に
吹いているよ。」
気分転換、私とは吹いてる理由が
違う。
君は?訪ねる彼、答える私
「中学校の時は吹奏楽部に入っていました
フルートを吹いています。高校も続けるつもりです。フルート、好きなので。」
紫尹さんとお話をしてたら、心のなかが
暖かくなる。
こんなに人と話したのは久し振り
暖かい。