一瞬暗くなったともったら、

唇に柔らかいものがあたり、深い、深いキスをした。

「―――ぅん、…………ん、ぁん―――」

しばらくして唇が離れた、暗かったから、


今の赤くなっているであろう、私の顔が見えなくて、ほっとした。



ぽん、私の肩に、紫尹さんの頭がのってきた。



「俺も、お前が妹でも、愛している、
 
今まで通りに、ずっといよう。

 それに、もう、親父たちは、

 離婚しているし、俺たちは、2年間ぐらいし

か、一緒に暮らしていなかった。」