時一郎と過ごし始め1週間が経つ頃。
お互いをどう呼ぶかの話になった。
こんな他愛の無い話をしたのは初めてで…
嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
「時一郎って長いし何かないのか?」
「えー…あっ!時ちゃんって呼ばれたな父に。」
「じゃあ 時でいいか。」
「おっちこそリラでいい?」
「あぁいいぞ。」
と言うことでリラと時と呼ぶようになった
それから 早1年。とても早くそして気づいた。
時が年をとっていない。
身長も伸びず髪だけが身勝手に伸びていた
そして教えてもらった時の誕生日に私は聞いた
「時。お前何歳だ?」
「? 15だけど?」
「去年もだよな?」
「! えっ?いや違うよ?勘違いじゃ?」
「私の日記に書いてある。」
「じゃあはっきり言うよ僕も永遠の15歳」
つまり…どういう事だ?
「お前のバケモノもいるという事か?」
「まぁそういう事だね。」
「マジか」
「マジだよ」
「えっ…」
衝撃の事実が発覚し衝撃のあまり
ポカーンという状態のまま
日は落ちる。