ガタッ

「なに?なんか用?」
「へ?」

急に話しかけられて目を丸くする。

あ……やばいガン見してた

「あっごめんなさい。なんでもないです」
「あっそ」

彼は冷たく言い放ち椅子にどかっと座った。

うわ〜やらかした。
なんか目つきめちゃくちゃ悪いんだけど。
怖い

こんな人どっかで会ったかなあ……








ーキーンコーンカーンコーン
鐘が鳴ったと同時に遥が走って私のところまできた

「杏奈~!購買いこ!」
「うん!」

私は財布とスマホを持って購買に向かった