「さ、さぁ~社会をしよ~…」
放課後、1週間後に迫ったテストに向けて一緒に勉強しようと提案したのは日向
「大丈夫…?なんか…」
「全っ然!大丈夫!」
そんなにあたし普通じゃないかな…?
まあさっき廊下でしんやに恐ろしいほど睨まれたんだもん無理はない
社会が得意な日向のおかげてこのままでも平均点は余裕でとれそうだ
「ありがとね、今日は」
「こちらこそ」
帰り道はまだまだ明るいのにバス停まで送るってきかなかった日向
自転車通学なんだからバス停は駐輪場とは逆方向なのに…
「…しんやに好きっていわれた?」
突然の質問に転びそうになる
「は、はあ?言うわけないじゃん…」
「じゃあ…」
あたしより大分後ろを歩いていた日向が立ち止まる
「かこはしんやが好きなの?」
上手く誤魔化そうかわざとらしく否定しようか…
「別に好きじゃない…」
「俺の告白なかったことにしようとか思ってないよな?」
「思ってないです…」
「ちゃんと考えてよ」
勉強会の終わりはそんな冷たい言葉だった
放課後、1週間後に迫ったテストに向けて一緒に勉強しようと提案したのは日向
「大丈夫…?なんか…」
「全っ然!大丈夫!」
そんなにあたし普通じゃないかな…?
まあさっき廊下でしんやに恐ろしいほど睨まれたんだもん無理はない
社会が得意な日向のおかげてこのままでも平均点は余裕でとれそうだ
「ありがとね、今日は」
「こちらこそ」
帰り道はまだまだ明るいのにバス停まで送るってきかなかった日向
自転車通学なんだからバス停は駐輪場とは逆方向なのに…
「…しんやに好きっていわれた?」
突然の質問に転びそうになる
「は、はあ?言うわけないじゃん…」
「じゃあ…」
あたしより大分後ろを歩いていた日向が立ち止まる
「かこはしんやが好きなの?」
上手く誤魔化そうかわざとらしく否定しようか…
「別に好きじゃない…」
「俺の告白なかったことにしようとか思ってないよな?」
「思ってないです…」
「ちゃんと考えてよ」
勉強会の終わりはそんな冷たい言葉だった