「こんなとこで何したんだよ、早く中行こうぜ」




「だーめっ!まだ副総長来てないんだもん!」




「お前、男の癖に "だもん" って。しかもこれで8回目じゃね?」





「違うし!今日で10回目!」




「はぁ、懲りないな日向」




ふんっ!どうせ僕は諦めが悪い男ですよ!




すると段々と近くに聞こえて来た




大好きなバイクの低音!




「副総長だ!!」




僕がそう言うと周りもざわざわしてくる




眠たそうにしていた一馬も




目をキラキラ輝かせてる!!