そして、わたしがゆずちゃんと話していると、先生が入ってきてクラスの学級委員を決めることになった。
学級委員は、ゆずちゃんと東条(とうじょう)くんって子になって放課後ゆずちゃんは、わたしに先に帰っていいと言われ神谷さんの家に向かっていた。
「ここかな?」
すると足音が聞こえた。

「もしかして、香澄ちゃん?」

「はい。」

「あっ、入って入って」

わたしは、家の大きさに驚いた。

「香澄!お帰りなさい。荷物香澄の部屋に置いたからね」

「ただいま、お母さん ありがとう。あと、神谷さんこんにちは。」