ひえぇぇぇ。


すると、さっきまでイケメン男子に「きゃぁぁぁぁ」言ってたか人たちが今度はヒソヒソと、


「なんなのあの方。大声を出すなんてはしたない」



「所詮、庶民のクセにセレブ校のイケメン男子を眺めようなんて1億万年早くてよっ」

グチグチ私を見て言ってくる。

怖い〜今すぐここを立ち去りたい!!(泣)

すると、いい匂いイケメン男子の隣にいた。
リボンとフリルたっぷりの、制服を着た子が、まぁまぁな高い声で、


「拓也様、蒼音様。この、恥知らずとお知り合いでして?」


「僕は知らないなぁ〜」


と即答で爽やかスマイルイケメンが、答える。


「俺も、知らね」


さらっと朝のいい匂いイケメン男子も答える。

人違い……?ではないよね?幻覚?

まぁ。忘れられたならラッキ〜だねっ♪

私はルンルンで、家に帰る。