「今日は帰り隼くんと?」
「いや、駿くん」
「えっ!?」
「さっき英語の教科書貸してくれたの駿くんなの。それでその時誘われて…」
「隼くんは楓ちゃんといるしいっか、って思っちゃった?」
「………思っちゃった」
悔しいけど。
だって、あんなに笑ってる隼をみたら言えないじゃない。
白木さんと帰るのやめて、なんて。
それにここ最近は、隼と帰りたいのに白木さんがくっついてくるんだ。
だから駿くんもついてきてなんとも奇妙な4人で帰っている。
とてつもなく変な感じだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…