はぁ…

私も1回帰るかな。


夜中とはいえ一応部屋着から着替えてきたものの、昼間外にいるにしてはだらしのない格好だし……


ガラガラ…

少しするとすぐに看護師さんが出てきた。


「命に別状はありませんので安心してくださいね。
お嬢さまも少し休まれてはいかがですか?お母様のことはこちらに任せてください」


するとそう言って笑い、私の前から去っていった。


一旦帰るか。



朝方8時。


私は一度家へ帰るとシャワーを浴びた。


突然の電話や出来事で変な汗をたくさんかいた……


お母さん、ごめんなさい。



こうなったのはなんだか私のせいなのではないかと思ってしまう。


……これからまた病院へ行って一応お母さんの着替えと……

あとお医者さんにお話も聞いて……


……警察には行かなくても大丈夫かな?


……もしかしたら行かなくてはいかなくてはならないかも。


お母さんのお店には……



あぁ、やることがたくさん。


それを考えたら少しめまいがしたがなんとか持ちこたえて私は浴室から出た。







少し休もうかな。





部屋着に着替えると、私は自室へと向かった。


そして2時間後に目覚ましをかけた。


少し寝ようとベッドに体を預けた時、目に隼が昨日くれたネックレスが入ってきた。


私は起き上がるとそれを手に取り、再びベッドに横になる。



昨日は、こんなことになるなんて思ってなかったのにな………



隼……………



ネックレスをぎゅっと握りしめると、私は安心したようにすぐ眠りについた。