私たちの、歪な関係




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「わぁ!」


県内にある全国的にみてもそこそこ有名な遊園地につくと、たくさんの人で溢れていた。

「すごい人」


隣でそういう隼もなんだかウキウキしているみたい。


すごい人だけど、久しぶりにきた遊園地だからあんまり気にならない。


なんだかあんまり来た!っていう実感はわかないけれど、だんだん興奮してくるのがわかる。


「ふふっ」


嬉しくて笑う。


「最初どこいく?」


「どこでも!」


「じゃあ、あっち行かない?俺昔からあそこだいすきなんだよね」


「うん!行こう!」



そう言って隼と行ったゾーンはとても楽しくて。



そのあともアトラクションにのったりこの遊園地のキャラクターと写真を撮ったり美味しいものを食べたり、すごく楽しい。