育児に追われるお母さんをみて自分を見てくれなくなった、と……

だからお父さんはほかの女のところへ逃げたのだ。


私はお父さんに嫌われているのだろうか……


それでも私はお母さんもお父さんも大好きで、幼い頃に1度だけ3人で遊園地へ行ったことがある。


その時に私はお母さんに自慢の長い髪をふたつにわけ、高い位置で結んでもらった。


するとそれをみたお父さんは言ったんだ。



『優衣はその髪型が一番似合うね』



その言葉が今でも忘れられなくてあれから私の髪型はツインテール。