「あ、ゲームしていかない? 最近してないなぁって」 家の前まで送ってくれた隼を誘う。 「うん、していこうかな」 隼はそう言って嬉しそうに笑うと、家に上がっていった。 もう少ししたら、こうやって学校帰りにゲームをしたりすることもなくなるのかな? ……隼は進路、どうするんだう。 そんな不安や悩みも、ゲームをしている間は楽しくて忘れた。