「ふぁ……」

コンビニに行く途中の道で大きく欠伸をする。


「寝不足?」


そんな私を横目に隼は言う。


「んーん、寝不足じゃない。
なんだかみんなでいた空間気持ちよくて……
暖かくて…」


ぐっと背筋を伸ばして言う。

「確かに」


隼はそんな私を見て笑うと、自然に私の手を握った。

驚いて隼を見ると


「いいでしょ?」


とはにかんだ。