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ぐ~……


午後2時になろうとしていたとき、誰かのお腹が鳴った。


「………ごめんなさい」


……花音だったみたい。



「そろそろお昼にしよっか。
私買ってくるよ、何がいい?」

そんな花音を可愛いと思いながら私はお財布をもって立ち上がる。

確か、近くにコンビニがあったはず。

「なら俺もいく。2人とも勉強やばいでしょ」


隼は少し嫌味ったらしく言うと、花音と駿くんは大人しくうなづいた。


……まぁ、事実だから言い返せないだけなんだと思うけど。


「じゃあ私カルボナーラ」


「俺はカップラーメンでいいや」


「了解、じゃあ行ってくるね」


花音と駿くんを残し、私と隼はコンビニへ向かった。