合ってるか確かめる為


私と山南さんは、庭に降りた




「痛むなら、辞めようね
声に出さずに答えてくれたらいいから」

と、前置きして


「サクタ君は、この時代の人じゃない」


私は、目を見開いた


「サクタ君は、この先の時代から来た」


コクンと頷いた


「先の世で、サクタ君は、病か怪我で
死にかけている」


コクン


「でも…君は、ここ新選組を選び
帰って来てくれた」


コクン



「おかえり」


「はい!ただいま…」



山南さんは、凄い頭脳の持ち主だ!

どうしてわかったんだろう



皆のところに戻ると



「嬉しいね
当たっていたよ!」



山南さんは、嬉しそうだった



「教えてくれよ!」



「なんでもいいじゃないか!ね!
サクタ君」


え? 言うんじゃないの!?



「もしも、皆が知ってしまったら
サクタ君は、ここにいられなくなるかも
そんな予感がするもんだから
桂も言わなかった
僕も言わないことにするよ」



「ははっ!ありがとうございます!
私も、ここにいたいので助かります!」





してはいけなかった

でも… やっぱり、ここがいい