未来に戻って
永倉さんへの気持ちがわかった
記憶がなくても、私は
永倉さんが好きなんだ…
2日がたち
中山さんとは、話をするようになった
「新選組って、知ってます?」
「は?知らないわけないだろ?」
「私…あんまり知らなくて」
「マジか!?」
中山さんは、江戸の試衛館とか
芹沢鴨という人の話とか
壬生浪士組の話をしてくれて
ズキンッ
頭痛とともに
もしかしたら…?
「サクタ!!」
私は、土方さんに抱きしめられていた
「だから無理するなって、言っただろうが
おい!永倉!コイツ部屋に寝かせとけ!」
「私…どうしたの?」
「フラッと倒れそうになってて
俺が抱きとめたんだよ!馬鹿!
頭打つとこだぞ!」
2日が
倒れそうになるくらいの一瞬
どちらも一瞬の間
もしかして、どちらかを選べって
選択をせまられているのかな
永倉さんに支えられながら
部屋に戻る
布団を準備してくれている
永倉さんに、言っておきたかった
「永倉さん」
「ん?」
「好きです」
突然の告白に、振り返った永倉さんが
目を見開いたのは
私の言葉のせいじゃない
私… 透けてる
「真結!」
永倉さんの手は、私をすり抜けた
「永倉さん」
「真結!行くな!!ここにいろ!!」
ここに居たいよ
帰りたくない
頬を涙が伝う感覚が、ある
透けてても
感じるんだ…
「永倉さんが好きです」
私は、精一杯笑った
永倉さんへの気持ちがわかった
記憶がなくても、私は
永倉さんが好きなんだ…
2日がたち
中山さんとは、話をするようになった
「新選組って、知ってます?」
「は?知らないわけないだろ?」
「私…あんまり知らなくて」
「マジか!?」
中山さんは、江戸の試衛館とか
芹沢鴨という人の話とか
壬生浪士組の話をしてくれて
ズキンッ
頭痛とともに
もしかしたら…?
「サクタ!!」
私は、土方さんに抱きしめられていた
「だから無理するなって、言っただろうが
おい!永倉!コイツ部屋に寝かせとけ!」
「私…どうしたの?」
「フラッと倒れそうになってて
俺が抱きとめたんだよ!馬鹿!
頭打つとこだぞ!」
2日が
倒れそうになるくらいの一瞬
どちらも一瞬の間
もしかして、どちらかを選べって
選択をせまられているのかな
永倉さんに支えられながら
部屋に戻る
布団を準備してくれている
永倉さんに、言っておきたかった
「永倉さん」
「ん?」
「好きです」
突然の告白に、振り返った永倉さんが
目を見開いたのは
私の言葉のせいじゃない
私… 透けてる
「真結!」
永倉さんの手は、私をすり抜けた
「永倉さん」
「真結!行くな!!ここにいろ!!」
ここに居たいよ
帰りたくない
頬を涙が伝う感覚が、ある
透けてても
感じるんだ…
「永倉さんが好きです」
私は、精一杯笑った


