この家には私1人。
親は2年前交通事故で他界した。
もちろん、親戚は「家においで」と
声をかけてくれたけど...
お父さんとお母さんとの思い出が詰まってる
この家から離れたくなくて...
無理を言ってここに住まわせてもらってる。
「お金の心配はいい、学業に専念して
思いっきり青春を楽しみなさい」
そう言ってくれたけど
そうはいかない。
でもやっぱり、学校に行きながら
バイトで稼ぐのではたかが知れてるから...
ご飯や遊びに行く時や欲しいものを買う時の
生活費だけ払わせてもらっている。
いつか...大きくなったら返すんだ。