私の話を遮った健を
実里が怒ってくれた。





「もぅ...続きは...!」





何故か食い気味な実里。


...まぁいいか。






「染めた感じの金髪なんだけどね、
傷んでたし、目黒かったから。


泣いてる声がして、
近づいたらその子がいて...


そしたら声かけてて、
目腫れてたから
ハンカチ濡らしたのを渡して
ここに来た。」






「ふ~ん...」






何故かにやにやしている2人。







「何...?」






というと、







「別に~っ」






なんて顔を合わせて笑っていた。