「何にせよ、私は嬉しいよ?」

「ん?」



「また、二人が同じフィールドでサッカーをしていることが!」





サッカーにあまり知識はないけど、二人がどれだけサッカーを好きかは誰よりも知っていた

そして、光希の初めての挫折


彼がどれだけ苦しんでいたのかも、悩んで、泣いていたのかも知っていた



そしてたっちゃんも、もう二度と光希とサッカーが出来なくなるのではと考えていたのかも知っていた

だからこそ嬉しい


またこうして二人を応援出来ることが..