‪「たっちゃーん!おはよー!起きてー!」‬

‪私はチャイムを鳴らし、勝手に家に潜入‬



‪これが私たちにとって普通だから、今更なんと思わない‬


‪たっちゃんに関してはチャイムすら鳴らさないし!‬


‪ひとまず私はたっちゃんの部屋に突入して、布団をゆさゆさと動かしながら言った‬




‪「ん〜〜?え、優梨?まさか俺寝坊!?」‬

‪「こらこらこら!どうゆうことだ!」‬



‪私は笑いながらたっちゃんの頭をコツンと叩く‬


‪「なんだ、まだ7時じゃん..優梨知ってる?今日の集合は9時ですよ?」‬



‪たっちゃんは眠たそうに枕に顔を埋める‬

‪こんなたっちゃんを見れるのは、私の特権‬


‪「うん!だって楽しみで!」‬

‪そう、私は普段は寝坊するくせに、こうゆう時だけ無駄に早起きをしてしまう‬



‪たっちゃんもそれを分かっているから、文句とかは言ってこない‬