「隼人、俺はこの歌詞にして正解だと思ってるんだ」

「なんで!こんなの「優梨ちゃん応援ソングにしか思えない」



巧..





「昔はさ、ゆぅのことを確かに妹にしか見えてなかったんだ。すっげぇ可愛い妹が出来たみたいで、恋愛対象になんて考えてもいなかった。当時付き合ってた彼女の事を、自分でもおかしいくらい狂うほど好きだった。ゆぅはそれも全て知った上で俺の事を好きって言ってくれたんだ。告白されて、嬉しかった。けど俺は自ら浮気相手っつう立場を選んだ。ゆぅに軽蔑されるべき存在だった」





3人にこの話をするのは初めて

俺の中で佳奈の話題はタブーだったから