君に愛されて..







「さ、もうすぐ先生達の余興が始まるんだろ?その前にトイレ行ってくるわ!」

たっちゃんが立ち上がる


周りを見ると、先生達が何か準備をしているのが分かる

その近くにいる生徒が爆笑しながら冷やかしていた




「優梨、外出る?」

たっちゃんがじっと見てきた

何か話しがあるんだ


大体検討はつくけど..




「うん..」


「あ!じゃあ俺も!「あんたはここにいる!」





立ち上がろうとするたっちゃんの腕を引いて強制的に座らせる愛菜


「じゃあ行くか!」

たっちゃんは手を繋いだまま歩き出した