「じゃ、そろそろ始めっか!」

あれから個々に練習を始めたみんなだったけど、巧くんが立ち上がってそう言った


まだ数時間しか経ってないけど、みんな気さくに話しかけてくれてだいぶ打ち解けられたおかげで、君付けまで出来るようになった




やっぱり、ひろくんの友達は良い人ばかりだな

そしてそして、巧くんはドラム担当で、葉くんがギター兼ベース、隼人がキーボード



ひろくんは




「よしゃ、準備オッケー」



そう、もちろんヴォーカル


「おっしゃ、気合い入れすんぞ〜〜」



葉くんが仕切り役みたいで、さっきとは打って変わったような表情をしていた