あたしのその言葉に、先生は呆れ顔で。 「ったく、黒板に書いてある問題を解いてこい。で、今日の放課後、居残りな」 「え、えええっ!?」 居残り!? 突然言い渡された居残りに、あたしのテンションはダダ下がり。 いくら自業自得とはいえど、居残りなんて……。 「話聞いてないからだろ。さっきからずっと呼んでたのに……早く解いてこい」 「うぅ……はい」 あたしは前に行き、問題を解こうとチョークを持つ。 えっと、問題は……。 よかった、簡単な問題。