「水族館?行きたいのか?」
若干首を傾げながら聞く蛯原くん。
かっ、可愛すぎですっ!
あたしは、その仕草に見とれる。
照れて声が出ない代わりに、コクコクと思いっきり頷いた。
「じゃあ、行くか」
蛯原くんはそう言ってあたしの方を見つめる。
「あ、あと、言い忘れてたけど、今日の服すごく似合ってる」
「えっ……あ、ありがとう」
いきなり言われると照れちゃうんですがッ!
なんとなくぎこちなさを感じながらも、歩き始める。
それから水族館への道のりを、蛯原くんと確認しあいながら向かう。
その時間がとても楽しく感じられた。

