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「わ、ボウリングだ〜!」




お母さんたちに遊ぶことを伝えて、あたしと遥くんが遊びに来たのは、ボウリング場だった。





「あたし、ボウリング初めて……」




カラオケとかはあるけど、こういうのは今までやったことない。





「マジで?じゃ、一緒にゆっくりやろうか」




「ホントにっ?ありがとうっ」





遥くんは、初心者のあたしに丁寧に教えてくれて。





「こ、こう?かな」





1投目。






投げた球は最初こそ良かったものの途中からどんどんズレていって、ガターだった。