お父さんがそう言って収めると、さっきの続きが始まった。
ていうか、本当に蛯原くんがあたしの相手なの?
何かの間違いとか、ドッキリとかじゃなくて?
それだったら、本気で泣いちゃう。
……本当とは思えないもん。
だって、さっき奪いに来たって言ったらどうする?なんて言ったんだよ!?
もしもの話をされたのに、こんな展開だなんて、ついていけない。
「それじゃあ、今日のその時間だけ、そうしましょう」
あたしが考えてる間にも、話はどんどん進んじゃって……。
今日のその時間?
今日、何かするの?
そう思っても、聞けない雰囲気。

