戸惑うあたしたち3人。 「すいません……それ、俺です」 そんなあたしたちに向かって、蛯原くんがおずおずとそう切り出した。 「……この、お写真ですか?」 「はい。先日、颯さんに頼まれまして……」 って、やっぱりお兄ちゃんなんですか。 「ということは、こちらは遥さんのお写真で問題ないんですね?」 「はい……すいません。紛らわしいことしてしまって」 蛯原くんは、申し訳なさそうに頭を下げる。 「いやいやこれは私たち側の責任ですよ。颯にしっかり言っておかないとな」