國比呂少年怪異譚・第二夜

しばらくどこかと電話で話した後、戻ってきたBのお母さんは震える声で俺達に言った。

「あちらに伺う形ならすぐにお会いして下さるそうだから、今すぐ帰って用意しておいてちょうだい。あなた達のご両親には私から話しておくわ。何も言わなくても準備してくれると思うから。明後日またうちに来てちょうだい」

意味不明だった。

誰に会いにどこへ行くって?

説明を求めても、はぐらかされ、すぐに帰らされた。

一応2人とも真っ直ぐ家に帰ってみると、何を訊かれるでもなく、

「必ず行ってきなさい」

とだけ言われた。